救国のスネジンカ

以前当ブログでも記事にした「溶鉄のマルフーシャ」の続編、「救国のスネジンカ」が8/27に発売されます!







Steamストアページ:


公式ページ:


※値段については8/16現在ストアページに載ってませんが、EN版だと$7.99となっているため¥1,000ちょいと思われます。


本ゲームについては既に各メディアからプレスリリースが出ており、
「シンプルかつ奥深いゲーム性」
「前作以上の武器・強化カードの実装」
「個性的な仲間と重いエンディング」

などマルフーシャの正当進化であることが発表されていますが、前作からのファンとして事前情報から気になったことを簡単に書いていこうかなぁと思います。



不穏な設定の数々……
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今作の主人公、スネジンカは音信不通の姉を戦場から連れ戻すためPMCのブルーピーコックへ入社し戦場へ臨む……というもの。

当ブログを見る方ならご存じかもしれませんが、ブルーピーコックの元ネタは冷戦中に英国が計画した核プロジェクトであり、
「ソ連軍の進行を阻止するため同盟国たる西ドイツ領内に核地雷を設置する」
「確実に起爆するため、電子機器保温のために生きたニワトリを封入する」
「冷戦後に機密解除で公開した日が4/1だったこと、上述のあんまりな内容から四月馬鹿ネタと思われる

といった凄まじいもの。
これってつまり、祖国が下請け企業や従業員を捨て駒(ニワトリ役)にしてることを暗喩してるのでは……?

また今回も多くの少女を仲間にすることが出来ますが、前作と同じく彼女たちの名前は「宇宙開発に使われた実験動物」から取られており……
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ちょっと過激なお嬢様のエクトル。元ネタは60年代にフランスが宇宙へ送った同名のラットか。

というわけで相も変わらず救いのない設定、世界観ですがスネジンカは姉を救い出すことが出来るのか?
ストーリーがとても楽しみです。



戦闘について
お金を使ってカードを選び、手に入れた武器や強化カードを駆使して戦闘に臨むという基本ルールは前作と同様。
大きな変更点として前作では使い所の少なかった青カード(使い捨てウェポン)が強化され、クールタイムを挟めば再利用可能となった模様。その影響でステータス強化に「青色ガジェットクールタイム」が入っています。
作者によると「ミニガン(一定時間ミニガンで弾幕を張る)」「強装弾(メイン武器に貫通効果を付与)」といった強力なものが実装されているようで、戦略の変化が楽しめそうです。

武器については前作の12種類から大幅に増え、合計32種類以上が実装。
初期装備(兼最終手段)のハンドガンですら3種類用意されており数多くの武器を使い分けることが出来るほか、武器の試射・射撃訓練ができる射撃場も用意されているようです。
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※前作はWWⅡの戦時武器モチーフが多かったですが、今作はG3・SIG、L85といった比較的新しい武器がモチーフのよう。

それ以外にもリロードモーション追加移動する戦車・列車に乗っての迎撃戦といった新たな戦闘シチュエーションもあるようで早く遊びたいところ。




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その他、「シャワーシーン」でお馴染みの宿舎も社宅と名前を変えて続投。
(社宅アニメーションは800枚以上描いたとのこと、本当にありがたいことです……)
お馴染みの犬や「最高指導者」の肖像画も健在だったりとディストピア感がたっぷり。



というわけで、事前情報だけでもマルフーシャのいいところをそのままアップグレードしたと推測できる本作。
推奨スペックも低いのでPC持ってる方は是非買いましょう!