-それは「エピフィルム」の一種、崩壊液を吸収する花よ-
-90wishはかつて崩壊液による汚染を浄化する植物を研究していたの。
当然のことだけど、その試みは失敗した。けど彼は……-
警告:
以下の内容は大型イベント「Shattered Conexion」以降で明かされる設定解説となります。
それでもいいという方のみ読み進めて下さい。
・概要:
エピフィルムとは少女前線に登場する植物の一種。
(ゲーム中のCGを基にすると)草丈は50センチ程、美しく白い花を咲かせる。
Shattered Conexionイベ以降度々出現しストーリーに大きな影響を与えている他、時系列的に後となる「少女前線2」や「逆コーラップス:パン屋作戦」にも登場するキーアイテム。
・特性:
「……この花の非開花時期にはそのエリアの放射線濃度が大幅に低下、一方開花時期に放射線濃度は大幅に高くなることが確認できる」
-少女前線2 「レッドゾーン報告書」-
「コーラップスを吸収したエピフィルムからは放射線を測定することが出来ない。少なくとも現在の技術では」
-镜像论イベ 3章 レオーネ-
この植物最大の特徴、それは成長と共にコーラップスを吸収、茎内に蓄積し開花と共にその全てを放出することにある。
元々突然変異か何かで誕生した植物であり、90wishによって汚染エリア浄化ツールとして研究が進められていたがそれは全て失敗に終わっている。
だが、メンバーの一人であるウィリアムはこの植物をいたく気に入り品種改良を続けていたという。その後もブレーメンのフローラ研究所で研究、栽培が進められていた。
最も恐ろしい点は蓄えたコーラップスを検知する手段がないと言うこと。
下記の記事で解説したとおり、コーラップスの格納には非常に高度な技術が必要と考えられていた。(少なくとも執筆当時の私はそう考えていた)
しかし、この植物を使えばコーラップスを検知されることなくあらゆる場所へ輸送することが出来るようになる。つまり非常に低いコストで特異点の惨劇を実行することができるようになるということ。
そしてそれは現実に実行されてしまう……
ストーリー中での活躍:
・少女前線
「Shattered Conexion 」イベント
「パラデウスはE.L.I.D患者を必要としている。エピフィルムを使えば一見コーラップスには汚染されてないように見える罠を作ることが出来る、そこに難民を誘い込めば……」
-3章 ペルシカ-
このイベントにて初登場。
完全免疫体を欲するウィリアムが、より多くの人をコーラップスに被爆させるため使用する。
難民達に安全な場所があるとの情報を流しタリンへ誘導。その後エピフィルムを開花させることで多数のE.L.I.Dを発生させることに成功した。
(タリン市は10年以上前に放棄されており、ストーリー中に出て来るE.L.I.Dは全てこの犠牲者と推測される)
ストーリー終盤にはタリン市南部の群生地で多数の花が開花。
見た目こそ美しいが、先に述べた通りこのエリアは致死量のコーラップスで満ちたブラックゾーンであり、更に汚染エリアは市街全域へと広まっていった。
「雙聯亂數」イベント
エピフィルムの研究者かつパラデウスの協力者でもあるレオーネが登場。
ここで栽培された花はパラデウスによって各地で使用され、無垢の市民がE.L.I.Dと化していった。
更に彼女の研究成果は後のイベントで大きな影響を与えることとなる。
「镜像论」イベント
「私の研究はエピフィルムの開花サイクルに対する外的要因のテスト。言い換えるならエピフィルムの開花を制御可能とすること」
-镜像论 3章 レオーネ-
.
レオーネの研究成果によりパラデウスはエピフィルムの開花サイクルを調整することに成功。
大量殺戮兵器の起爆スイッチを手に入れた彼らはベルリン市内の各所に「崩壊爆弾」を設置、防護壁もろとも破壊することでベルリン市民を全てE.L.I.Dに感染させようとする計画を立てていた。
全ては完全免疫体を手に入れるために必要な犠牲として……
その計画を止めるためマホーレンとともに各所の崩壊爆弾を探し出す、それが今イベの指揮官側ストーリーの主題となる。
・少女前線2
設定資料上にレッドゾーンで開花する植物として登場。汚染エリアの厳しい環境でも淘汰されず野生化して繁殖したものと推測される。
報告書によると地域によって見た目や色彩に違いがあるとのこと。同一種であるが生息環境によって個体差が出ているのか、或いは「エピフィルム」という名は属名であり、更に細かく種別が分かれているのかは不明。
・逆コーラップス:パン屋作戦
Steamにて突如公開されたスクショに登場。
開花したエピフィルムの中でジェフティと南極軍、そしてノイエルが戦闘をしている。
ケイ素化した結晶物と思われる物体が地面から生えていることからこのエリアもコーラップスが満ちてる可能性は高い。
汚染エリア内でノイエルと対面していることから、ここは原作6章「E.L.I.D」の場面と似た状況と推測されるが……
・エピフィルム作戦
設定資料集1の機密資料に記載された、少女前線年表上最後の出来事。
第一次南極戦争終戦後、南極軍エージェントが北蘭島への諜報作戦を行おうとしたもの。
北蘭島事件からおよそ70年が経過し当該エリアの汚染濃度が低下していたことから計画された作戦だったが、正体不明の武装勢力から襲撃を受け、更に島内の汚染濃度が急激に上昇を始め、E.L.I.Dが発生したという。
最終的にロクサットが燃料気化爆弾によって全てを焼き払ったため真相は不明だが、「正体不明の武装勢力」「汚染濃度の急激な変化」この2つが意味する物は何なのか…
・余談:白い花畑
白い花畑と少女。
この繋がりが羽中はお気に入りのようで、まだゲーム制作を始める前、2008年に彼が書いていたブログには既にエピフィルムの中でたたずむ少女のイラストが載っている。
思えばパン屋少女もほぼ全てが雪で覆われた白銀の世界で死闘を繰り広げる話であり、これも一種の「エピフィルム」を表現した物と考察できる。
また「Shettered Conexion」ラストのM4 vs 異性体は白い花畑内で因縁を持つ相手が決着を付けるということからMGS3モチーフの可能性もある。
-90wishはかつて崩壊液による汚染を浄化する植物を研究していたの。
当然のことだけど、その試みは失敗した。けど彼は……-
警告:
以下の内容は大型イベント「Shattered Conexion」以降で明かされる設定解説となります。
それでもいいという方のみ読み進めて下さい。
・概要:
エピフィルムとは少女前線に登場する植物の一種。
(ゲーム中のCGを基にすると)草丈は50センチ程、美しく白い花を咲かせる。
Shattered Conexionイベ以降度々出現しストーリーに大きな影響を与えている他、時系列的に後となる「少女前線2」や「逆コーラップス:パン屋作戦」にも登場するキーアイテム。
・特性:
「……この花の非開花時期にはそのエリアの放射線濃度が大幅に低下、一方開花時期に放射線濃度は大幅に高くなることが確認できる」
-少女前線2 「レッドゾーン報告書」-
「コーラップスを吸収したエピフィルムからは放射線を測定することが出来ない。少なくとも現在の技術では」
-镜像论イベ 3章 レオーネ-
この植物最大の特徴、それは成長と共にコーラップスを吸収、茎内に蓄積し開花と共にその全てを放出することにある。
元々突然変異か何かで誕生した植物であり、90wishによって汚染エリア浄化ツールとして研究が進められていたがそれは全て失敗に終わっている。
だが、メンバーの一人であるウィリアムはこの植物をいたく気に入り品種改良を続けていたという。その後もブレーメンのフローラ研究所で研究、栽培が進められていた。
最も恐ろしい点は蓄えたコーラップスを検知する手段がないと言うこと。
下記の記事で解説したとおり、コーラップスの格納には非常に高度な技術が必要と考えられていた。(少なくとも執筆当時の私はそう考えていた)
しかし、この植物を使えばコーラップスを検知されることなくあらゆる場所へ輸送することが出来るようになる。つまり非常に低いコストで特異点の惨劇を実行することができるようになるということ。
そしてそれは現実に実行されてしまう……
ストーリー中での活躍:
・少女前線
「Shattered Conexion 」イベント
「パラデウスはE.L.I.D患者を必要としている。エピフィルムを使えば一見コーラップスには汚染されてないように見える罠を作ることが出来る、そこに難民を誘い込めば……」
-3章 ペルシカ-
このイベントにて初登場。
完全免疫体を欲するウィリアムが、より多くの人をコーラップスに被爆させるため使用する。
難民達に安全な場所があるとの情報を流しタリンへ誘導。その後エピフィルムを開花させることで多数のE.L.I.Dを発生させることに成功した。
(タリン市は10年以上前に放棄されており、ストーリー中に出て来るE.L.I.Dは全てこの犠牲者と推測される)
ストーリー終盤にはタリン市南部の群生地で多数の花が開花。
見た目こそ美しいが、先に述べた通りこのエリアは致死量のコーラップスで満ちたブラックゾーンであり、更に汚染エリアは市街全域へと広まっていった。
「雙聯亂數」イベント
エピフィルムの研究者かつパラデウスの協力者でもあるレオーネが登場。
ここで栽培された花はパラデウスによって各地で使用され、無垢の市民がE.L.I.Dと化していった。
更に彼女の研究成果は後のイベントで大きな影響を与えることとなる。
「镜像论」イベント
「私の研究はエピフィルムの開花サイクルに対する外的要因のテスト。言い換えるならエピフィルムの開花を制御可能とすること」
-镜像论 3章 レオーネ-
.
レオーネの研究成果によりパラデウスはエピフィルムの開花サイクルを調整することに成功。
大量殺戮兵器の起爆スイッチを手に入れた彼らはベルリン市内の各所に「崩壊爆弾」を設置、防護壁もろとも破壊することでベルリン市民を全てE.L.I.Dに感染させようとする計画を立てていた。
全ては完全免疫体を手に入れるために必要な犠牲として……
その計画を止めるためマホーレンとともに各所の崩壊爆弾を探し出す、それが今イベの指揮官側ストーリーの主題となる。
・少女前線2
設定資料上にレッドゾーンで開花する植物として登場。汚染エリアの厳しい環境でも淘汰されず野生化して繁殖したものと推測される。
報告書によると地域によって見た目や色彩に違いがあるとのこと。同一種であるが生息環境によって個体差が出ているのか、或いは「エピフィルム」という名は属名であり、更に細かく種別が分かれているのかは不明。
・逆コーラップス:パン屋作戦
Steamにて突如公開されたスクショに登場。
開花したエピフィルムの中でジェフティと南極軍、そしてノイエルが戦闘をしている。
ケイ素化した結晶物と思われる物体が地面から生えていることからこのエリアもコーラップスが満ちてる可能性は高い。
汚染エリア内でノイエルと対面していることから、ここは原作6章「E.L.I.D」の場面と似た状況と推測されるが……
・エピフィルム作戦
設定資料集1の機密資料に記載された、少女前線年表上最後の出来事。
第一次南極戦争終戦後、南極軍エージェントが北蘭島への諜報作戦を行おうとしたもの。
北蘭島事件からおよそ70年が経過し当該エリアの汚染濃度が低下していたことから計画された作戦だったが、正体不明の武装勢力から襲撃を受け、更に島内の汚染濃度が急激に上昇を始め、E.L.I.Dが発生したという。
最終的にロクサットが燃料気化爆弾によって全てを焼き払ったため真相は不明だが、「正体不明の武装勢力」「汚染濃度の急激な変化」この2つが意味する物は何なのか…
・余談:白い花畑
白い花畑と少女。
この繋がりが羽中はお気に入りのようで、まだゲーム制作を始める前、2008年に彼が書いていたブログには既にエピフィルムの中でたたずむ少女のイラストが載っている。
思えばパン屋少女もほぼ全てが雪で覆われた白銀の世界で死闘を繰り広げる話であり、これも一種の「エピフィルム」を表現した物と考察できる。
また「Shettered Conexion」ラストのM4 vs 異性体は白い花畑内で因縁を持つ相手が決着を付けるということからMGS3モチーフの可能性もある。
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