Twitter上で質問された、崩壊液周りの設定についての考察文。
崩壊液資料 B





始めに:

この文章は、

・探索部隊が時折発見する崩壊液と軍が保有する崩壊液の差異

・崩壊液を安定させ、兵器化(特異点の崩壊爆弾等)には一定の技術が必要?

という問いに対する考察文となります。

 

結論から言いますと、公式から答えが示されたことはありません。

が「答えなんてないです」と回答するのも味気ない心苦しいため、スノボによる簡単な考察文として纏めていきます。

 

 


1:崩壊液の特性について

まず大前提だが、崩壊液は液体ではなく素粒子の一種となる。

そのため、緑色の液体…というよりは緑色に光る未知の放射線を浴びるとELIDになる…と言った表現が正しい。

  

 


2:探索部隊が時折発見する崩壊液と軍が保有する崩壊液の差異

 崩壊液資料 A

・軍やI.O.Pが保有する崩壊液=古代遺跡中枢から回収された崩壊液の「原液」

・探索部隊が回収した崩壊液=崩壊液によって汚染された物質のサンプル

と個人的には推測している。

 

まず軍やI.O.Pといった大勢力が保有する崩壊液、これは遺跡から回収したものだろう。

軍(=国家)は「崩壊液を保管する遺跡」「崩壊液抽出・輸送可能な状態で安定化させる技術」の両方を保持しており、それは国策企業であるI.O.Pも同様と考える。

また特異点で見せた崩壊爆弾の破壊力(特別な加工をせず、崩壊液とIEDを組み合わせただけで半径数百メートルの装甲兵器を全滅)からこれは崩壊液の「原液」でほぼ間違いない。

 

一方探索部隊は荒野から崩壊液を拾ってくるが、ただの人形部隊が素粒子である崩壊液を採取できるとは思えない。

また、説明文には「汚染エリアから採取した崩壊液のサンプル」とある。サンプル=試料と捉えるならばこれは汚染された物質の総称とも考えられ、崩壊液そのものを指しているわけでは無いと推測できる。


 



3:崩壊液を安定させ、兵器化(特異点の崩壊爆弾等)には一定の技術が必要?

 非常に高度な技術が必要と考えられる。

 そもそも物質を分子レベルで分解する素粒子をどのように保管しているのか、私にはさっぱり見当つかない()

が、少なくとも冷戦時代の米ソはリバースエンジニアリングによって崩壊液兵器化を行っており、当時の技術を受け継いだ国家or組織であれば可能と思われる。

(逆に言えば、単なるテロリスト風情が「自力で」確保するのは不可能)

 

因みに崩壊液の安定化には

・イオン保護層による保存

・ガス状に分離

などの方法がある。


また、崩壊液を吸収し、汚染エリアを浄化する植物も開発されていたとされるが…
タリン 優曇華