少女前線正規軍についての設定解説記事。
同時にベオグラード防衛軍についても簡単に考察します。

※2021/10/10に「熵减焓增」イベの内容をふまえ追記しました。
概要:
正式名称は「正規軍特殊作戦指令部(КомандованиеСилСпециальныхОпераций)」
カーター派閥と称されるように、新ソ連内部でもカーターに同調する勢力は少なくない。
無論この計画は国家に対するクーデタであり、モスクワもカーターらの粛正を考えている。しかし、特異点時点では確実な証拠が掴めず、無理に鎮圧を試みれば西側諸国へつけいる隙を与えるとして表立った動きが取れないでいる。
いつ頃からこの計画を考えていたかは不明だが、鉄血工廠へのOGAS搬入、蝶事件、そして鉄血反乱までの筋書きは全てカーターの計画であり5~6年程前から行動を始めていたことが窺える。
・・・そして彼らの計画の裏には、ある科学者の影が・・・
最新イベでの現状:
連鎖分裂イベントにてジェリンスキーとウィリアムの裏取引により、カーター派閥が犯してきた罪が暴露されモスクワでは粛正が始まっている。
そのためカーターはエゴール率いる部隊をパルティスキ潜水艦基地へ送り、基地内の遺跡兵器を稼働させようとした。しかしグリフィン・反逆小隊による決死の抵抗、空軍の爆撃によって反乱軍は壊滅、エゴールも死亡したことで計画は水泡に帰した。

しかし「熵减焓增」イベントにてまさかの登場。
嘗ての功績か、はたまたモスクワ内主戦派による保護があったためか、粛清ではなく官職を剝奪されたのみで済んだようだ。
しかしエゴール含め戦死した部下を軒並み反逆者として扱う祖国に失望、保守派の国境守備隊を取り込みし再蜂起を図る。(国境守備隊=新ソ連の最前線でありロクサット主義による融和路線など言語道断なためであろう)
やってることは単なる逆恨みであるが、計画の第一段階として国境周辺を担当しているPMC(グリフィン含む)に対し総攻撃を仕掛ける。

砲兵隊、攻撃機を加えた猛攻によりグリフィン以外のPMCは壊滅、グリフィンも人形戦力のほぼ全てを失いクルーガー自身も重傷を負う。
新ソ連空軍による爆撃が間に合ったため辛うじてグリフィンは勝利するものの、「グリフィン&クルーガー」という組織は新ソ連から消滅する。
……そしてイベントラスト、PMC殲滅に成功したカーターの元へ輸送機から荷物が届けられる。
そこにはパラデウスのマークが……
「諸君、祝いたまえ。新ソ連の夜明けは今日この夜から始まるのだ」
関連人物:
本名は「カーター・ノインシュタット(Carter Neustadt)」
新ソ連軍准将であり、KCCOの司令官。第2次ロシア革命以降、30年以上に渡り軍務についてきた歴戦の軍人である。
かつてクルーガーの上司でもあり、グリフィンが数々の違法行為をこなせたのも彼の存在が大きい。
先に述べたとおり西側諸国との融和を拒むタカ派軍人であり、何年にもわたって遺跡兵器起動計画を進めてきた。
10章でグリフィンを裏切り、同時にOGAS奪取計画を発動。計画達成まであと一歩のところまで進めるもM4が起爆した崩壊爆弾により計画は全て破綻、しばらくストーリーに出てこなくなる。
その後、偏振光イベにて再登場。エゴールへ同志の粛正が始まっていることを伝え、何としてでもパルティスキの遺跡兵器を起動させようとするよう伝える。
余談だが、パン屋少女のストーリーより世界統一政府(ロクサット主義合衆国連盟)成立は確定事項である。
そのため(まだ先のストーリーが不明な特異点段階で)カーターの計画が成立しないことは決まっていた。
エゴール大尉

「同志の魂は今こそ安らぎを得る・・・そして、オレはこの手で血の復讐を果たす!」
かつて第三次大戦に従軍し、ドイツで西側諸国と戦闘。その後カーターの副官となった。
「特異点」にて反逆小隊の妨害により作戦が失敗、更に大戦を戦い抜いた戦友がELID化したことに激怒、全戦力をもってアンジェリアを潰しにかかる。
この際アンジをあと一歩の所まで追い詰めるも、彼女の命をかけたはったりにより兵を引き撤退する。

その後、タリン・パルティスキにてグリフィンと戦闘。
圧倒的戦力によりグリフィンを壊滅させ、自身もAA-02に乗り込みパルティスキ最深部を目指すも反逆小隊による捨て身の攻撃で行動不能となり溺死する。
ベオグラード防衛軍:

「異性体」イベに出て来る勢力、中立都市ベオグラードの守備部隊。
使用兵器やロゴこそKCCOと同じだが、これはゲームの都合上、新勢力を用意できなかったためであり新ソ連軍とは一切関係ない勢力である。
新ソ連、汎ヨーロッパ連合に対する中立を維持するため、そして市外に広がる汚染エリアからやってくるELIDへの対策ため多数の無人兵器を有しており、ゲーム上の戦力はKCCOに劣らない。
しかし、兵士の大半が実戦経験の無い新兵なこと。軍内部にパラデウスシンパが多数潜んでおり、反乱の機会を伺っていることから「張り子の虎」というべき状態になっている。
ベオグラード事変(異性体ストーリー)においては反乱軍がELID防護壁を爆破、市内へのELID侵入を許してしまう。直前の反乱により指揮系統が寸断されたため市民の避難誘導、予備戦力の動員も満足に行えず、多数の軍人・市民が犠牲となった。
同時にベオグラード防衛軍についても簡単に考察します。

※2021/10/10に「熵减焓增」イベの内容をふまえ追記しました。
概要:
正式名称は「正規軍特殊作戦指令部(КомандованиеСилСпециальныхОпераций)」
少女前線の舞台でもある新ソ連の正規軍であり、特異点以降(本拠地壊滅により)出番の減った鉄血にかわる新たな敵勢力である。作中での行動から「反乱軍」と呼ばれることもある。
なお「特殊作戦指令部」となっているが、これが特殊作戦軍全体を指しているのか、作戦軍隷下の一部隊を指しているかは不明。
戦力:

KCCOは新ソ連軍のほんの一部に過ぎないため運用ユニットは陸上部隊のみ、空軍や砲兵による支援も無い。
しかしそれでもなお作中最強の戦力を誇り、ハイドラ、テュポーンを始めとした装甲部隊・圧倒的火力を誇る装甲列車「アルゴ」によってグリフィン&鉄血人形をミンチにしていく。

これで一部戦力なのだから恐ろしい・・・
鉄血と違い正面から戦っても勝ちめがないという位置づけであり、
ストーリー中も
・念入りな防衛線の構築
・電子戦による無力化
・EMPによる弱体化
で何とか戦っているとされている。
AK-12やOGASの電子戦にやられている印象が強めだが、正規軍の電子戦能力が劣っているわけではなく、2人の性能が異常だというのが正しい。
行動目的:
遺跡兵器の起動により、第三次大戦当時の緊張関係を再構築すること
WW3にて敵国と直接砲火を交えたカーターら軍人にとって、戦後の融和ムード、並びに世界統一政府構想は到底許されるものではなかった。(融和ムードによって大戦で活躍した自分たちの利権が減ることも恐れたのだろう)
そのためOGASを使用して遺跡兵器を起動させ、西側諸国との対立構造を復活させることが彼らの目的である。
なお「特殊作戦指令部」となっているが、これが特殊作戦軍全体を指しているのか、作戦軍隷下の一部隊を指しているかは不明。
戦力:

KCCOは新ソ連軍のほんの一部に過ぎないため運用ユニットは陸上部隊のみ、空軍や砲兵による支援も無い。
しかしそれでもなお作中最強の戦力を誇り、ハイドラ、テュポーンを始めとした装甲部隊・圧倒的火力を誇る装甲列車「アルゴ」によってグリフィン&鉄血人形をミンチにしていく。

これで一部戦力なのだから恐ろしい・・・
鉄血と違い正面から戦っても勝ちめがないという位置づけであり、
ストーリー中も
・念入りな防衛線の構築
・電子戦による無力化
・EMPによる弱体化
で何とか戦っているとされている。
AK-12やOGASの電子戦にやられている印象が強めだが、正規軍の電子戦能力が劣っているわけではなく、2人の性能が異常だというのが正しい。
行動目的:
遺跡兵器の起動により、第三次大戦当時の緊張関係を再構築すること
WW3にて敵国と直接砲火を交えたカーターら軍人にとって、戦後の融和ムード、並びに世界統一政府構想は到底許されるものではなかった。(融和ムードによって大戦で活躍した自分たちの利権が減ることも恐れたのだろう)
そのためOGASを使用して遺跡兵器を起動させ、西側諸国との対立構造を復活させることが彼らの目的である。
カーター派閥と称されるように、新ソ連内部でもカーターに同調する勢力は少なくない。
無論この計画は国家に対するクーデタであり、モスクワもカーターらの粛正を考えている。しかし、特異点時点では確実な証拠が掴めず、無理に鎮圧を試みれば西側諸国へつけいる隙を与えるとして表立った動きが取れないでいる。
いつ頃からこの計画を考えていたかは不明だが、鉄血工廠へのOGAS搬入、蝶事件、そして鉄血反乱までの筋書きは全てカーターの計画であり5~6年程前から行動を始めていたことが窺える。
・・・そして彼らの計画の裏には、ある科学者の影が・・・
最新イベでの現状:
連鎖分裂イベントにてジェリンスキーとウィリアムの裏取引により、カーター派閥が犯してきた罪が暴露されモスクワでは粛正が始まっている。
そのためカーターはエゴール率いる部隊をパルティスキ潜水艦基地へ送り、基地内の遺跡兵器を稼働させようとした。しかしグリフィン・反逆小隊による決死の抵抗、空軍の爆撃によって反乱軍は壊滅、エゴールも死亡したことで計画は水泡に帰した。

しかし「熵减焓增」イベントにてまさかの登場。
嘗ての功績か、はたまたモスクワ内主戦派による保護があったためか、粛清ではなく官職を剝奪されたのみで済んだようだ。
しかしエゴール含め戦死した部下を軒並み反逆者として扱う祖国に失望、保守派の国境守備隊を取り込みし再蜂起を図る。(国境守備隊=新ソ連の最前線でありロクサット主義による融和路線など言語道断なためであろう)
やってることは単なる逆恨みであるが、計画の第一段階として国境周辺を担当しているPMC(グリフィン含む)に対し総攻撃を仕掛ける。

砲兵隊、攻撃機を加えた猛攻によりグリフィン以外のPMCは壊滅、グリフィンも人形戦力のほぼ全てを失いクルーガー自身も重傷を負う。
新ソ連空軍による爆撃が間に合ったため辛うじてグリフィンは勝利するものの、「グリフィン&クルーガー」という組織は新ソ連から消滅する。
……そしてイベントラスト、PMC殲滅に成功したカーターの元へ輸送機から荷物が届けられる。
そこにはパラデウスのマークが……
「諸君、祝いたまえ。新ソ連の夜明けは今日この夜から始まるのだ」
関連人物:
カーター准将
「全員始末しろ」
新ソ連軍准将であり、KCCOの司令官。第2次ロシア革命以降、30年以上に渡り軍務についてきた歴戦の軍人である。
かつてクルーガーの上司でもあり、グリフィンが数々の違法行為をこなせたのも彼の存在が大きい。
先に述べたとおり西側諸国との融和を拒むタカ派軍人であり、何年にもわたって遺跡兵器起動計画を進めてきた。
10章でグリフィンを裏切り、同時にOGAS奪取計画を発動。計画達成まであと一歩のところまで進めるもM4が起爆した崩壊爆弾により計画は全て破綻、しばらくストーリーに出てこなくなる。
その後、偏振光イベにて再登場。エゴールへ同志の粛正が始まっていることを伝え、何としてでもパルティスキの遺跡兵器を起動させようとするよう伝える。
余談だが、パン屋少女のストーリーより世界統一政府(ロクサット主義合衆国連盟)成立は確定事項である。
そのため(まだ先のストーリーが不明な特異点段階で)カーターの計画が成立しないことは決まっていた。
エゴール大尉

「同志の魂は今こそ安らぎを得る・・・そして、オレはこの手で血の復讐を果たす!」
本名は「エゴール・アルカディビッチ・リェービェヂフ(Yegor Arkadyevich Lebedev)」
カーター直属の副官であり、正規軍の現場指揮官。特異点以降ほぼ全てのイベントでラスボスとして立ちはだかるグリフィン最大の敵。
かつて第三次大戦に従軍し、ドイツで西側諸国と戦闘。その後カーターの副官となった。
「特異点」にて反逆小隊の妨害により作戦が失敗、更に大戦を戦い抜いた戦友がELID化したことに激怒、全戦力をもってアンジェリアを潰しにかかる。
この際アンジをあと一歩の所まで追い詰めるも、彼女の命をかけたはったりにより兵を引き撤退する。

その後、タリン・パルティスキにてグリフィンと戦闘。
圧倒的戦力によりグリフィンを壊滅させ、自身もAA-02に乗り込みパルティスキ最深部を目指すも反逆小隊による捨て身の攻撃で行動不能となり溺死する。
ベオグラード防衛軍:

「異性体」イベに出て来る勢力、中立都市ベオグラードの守備部隊。
使用兵器やロゴこそKCCOと同じだが、これはゲームの都合上、新勢力を用意できなかったためであり新ソ連軍とは一切関係ない勢力である。
新ソ連、汎ヨーロッパ連合に対する中立を維持するため、そして市外に広がる汚染エリアからやってくるELIDへの対策ため多数の無人兵器を有しており、ゲーム上の戦力はKCCOに劣らない。
しかし、兵士の大半が実戦経験の無い新兵なこと。軍内部にパラデウスシンパが多数潜んでおり、反乱の機会を伺っていることから「張り子の虎」というべき状態になっている。
ベオグラード事変(異性体ストーリー)においては反乱軍がELID防護壁を爆破、市内へのELID侵入を許してしまう。直前の反乱により指揮系統が寸断されたため市民の避難誘導、予備戦力の動員も満足に行えず、多数の軍人・市民が犠牲となった。
コメント
コメント一覧 (1)
M4たちAR小隊のスキンがきたからサービス終了とか怪情報が飛び交ってますけど。
パン屋リメイク情報もあればいいですが、生放送楽しみです。