PP90:
そう、部隊を再配置したいときはここをタッチして下さい。
キアナ:
こんな機能まであるの?!
分かったわ!本当に便利な機械ね!
Vector:
最初からこんなに使いやすかったわけじゃない、
数ヶ月前、指揮システムを大々的にアップデートして機能の追加・改善を行ったの。
PP90:
指揮官の不満が上層部に届いたのかも?わたしもよく覚えてるわ。
けれどキアナさん、いい調子です。飲み込みがとても早いです!
キアナ:
そ、そうかしら?まぁ悪くない感覚ね、まるでゲームをしてるみたい!
Vector:
ゲームだと思って構わないけど、私たちを全滅させるようなマネだけはしないで。
私も戦場から敗走するのは嫌だし、ましてPP90みたいに失敗を引きずる人形は、ね。
PP90:
ちょっと!わたしが怒ってるのは、あなたがいつも別れの挨拶すらしないで帰るからよ!
大体、私たちは協力してキアナさんを守るんでしょ!さっきの命令、忘れたの!
キアナ:
・・・ねぇ、PPとVectorを一緒の部隊にするにはどうすればいいの?ここをドラッグすればいい、のかな?
Vector:
もうちょっとマシな配置があるでしょ、考え直してちょうだい。
PP90:
はいはい!そうです!キアナさん、それで大丈夫ですよー!
キアナ:
よし、少し静かにしてくれる?今習ったことを復習するから!
ええと・・・これが「編成」で、「出撃」がこう・・・資材の場所は・・・
・・・・・・
PP90:
ふぅ・・・やっぱり短時間で覚えるのは厳しいね。
Vivi、キアナさんに指揮を任せて本当によかったのかな?
Vector:
他に手はない、もう賽は投げられたんだから。
それにあの子、思考は単純そうなのに人形指揮もそれほど下手なわけじゃない。やはりりただ者じゃないわ。
PP90:
指揮コンソールの認証をパスできてよかった、私の権限を使えば指揮システムを正常に使えるはず。
へへ、これは特別な状況でのみ使用できる最終手段よ。
だからVivi、さっきも言ったけど今度は私と一緒に行動してちょうだい!
Vector:
指揮官のとこへたどり着くまではね。
私が戦場で必要になるとも思えないけど・・・
PP90:
ふふっ、けどこれでようやくViviと一緒に行動できるね!
キアナ:
えっと・・・2人とも!部隊の配置ボタンはどう使うの!?これで大丈夫?
PP90:
行こう、まずはこの「指揮官」を助けて、皆で無事に帰るんだよ!
Vector:
一緒に行動、か・・・

PP90:
キアナさん、指揮官の残したプランによると私たちはまず付近の鉄血基地へ後退することになっています。
キアナ:
鉄血の基地?そこは敵のエリアじゃないの?
Vector:
もともとは私たちの拠点よ、すでに敵は一掃したから安全なはず。
その基地を奪取するために私たち人形はここへ配属されてたの。
PP90:
はい、本来であれば作戦終了後にもといた基地へ撤収する予定でしたが、その途中でゾンビ人形が出てきて・・・
指揮官の報告によると、鉄血の通信システムはまだ生きてるそうです。
基地にさえたどり着けば、敵システムをハッキングして外部と通信が出来ます!
キアナ:
そうなんだ。つまり、ゾンビ人形の包囲を突破してそこを占領すればいいのね?
分かった!みんな、戦闘準備は出来た?さあ、出撃よ!
・・・作戦終了、人形部隊は順調(?)に目標地点へ到達した。
・・・キアナもPP90とVectorも援護を受け、無事に基地まで移動した。
PP90:
な・・・なんとか到着したわ・・・
何度ゾンビ人形に殺されそうになったかしら・・・私の心拍モジュールは、もう限界よ・・・
Vector:
これはもうエンターテイメント効果満点ね。文字通り、息をのむような指揮だったわ。
キアナ:
ちょっと!あなたたち、私の指揮に不満があるっていうの!
PP90:
いえいえ滅相もないです!キアナさんがいなかったら皆ここまで来れなかったんですから!
私はそこの通信機で指揮官と連絡を取るので、少し休んでて下さい。
・・・PP90は通信システムへハッキングを始めた
・・・ピピッ
PP90:
指揮官様!聞こえますか!
わたしです!副官のPP90です!!
少女の声:
ええ、聞こえてるわ・・・あなた、声が大きすぎよ・・・
キアナ:
え?あなたたちの指揮官も女の子なの?
Vector:
待って、この声は指揮官じゃない。これは・・・
・・・誰だっけ?
PP90:
ちょっと!Five-seveN!なんであなたがここに!?

Five-seveN:
ごめんなさいね、今は状況が状況だから・・・手短に言うと、あなたたちの指揮権はしばらくわたしが預かることになったの。
PP90:
え、えぇ・・・?
Five-seveN:
サポートできなくてごめんなさい、自力で脱出できたのかしら?どんな手を使ったか知らないけど、ホントに運がいいわ。
けど、こっちも人手に余裕がなかったの、ホントにゴメンね。
あとこの命令は上層部から特別に下された物よ。パスコードはもう送ってるから・・・
PP90:
ちょっと!私たちは死にそうになりながら必死で逃げたのよ!しかも外はゾンビでいっぱいだってのにまだ戦闘しろですって?!
指揮官はどこ!!指揮官と話をさせてよ!!
Five-seveN:
指揮官にはもうこの事件から手を引いて貰ってるわ。そうしないと取り返しのつかない事態になるかもしれないから。
・・・こんな表情をしてるけど、今の私は、真剣よ。
とにかくあなたたちに選択肢はないわ。今から私の指揮下に入ってちょうだい、やって欲しい任務があるの。
PP90:
・・・
あなた、指揮モジュールは装備してる?こんなに多くの人形を指揮できるの?
Five-seveN:
ええ、装備してるわ。そんなに高性能じゃないけどね・・・
今は緊急事態だから、私もできる限りの指揮をする。
PP90:
・・・了解。
こちらはあなたの命令に従って行動する。
けど、指揮権だけは私たちに引き継いでちょうだい。ここにはあなた以上にふさわしい人がいるから。
Five-seveN:
本当に?私より指揮の上手い人がいるのかしら?
それならありがいわ!私もFALも手一杯で大変なの!
聞いて、今素性不明な人間がグリフィン管轄の禁止エリアに侵入しようとしてるわ。
禁止区エリアはあなたたちの近く。現状運のいいことに、ゾンビたちの妨害でその人間はまだ該当エリア入り口に留まってるわ。
PP90:
人間が?禁止エリアに?
Five-seveN:
そう、これは第一級非常事態よ。ターゲットを該当エリアから退去させるの、これを最優先事項としてすぐに行動してちょうだい。損害は可能な限り少なくね。
ターゲットは何か強大な力を持っていて、ゾンビの集団程度じゃ脅威にすらなってないみたい。
なるべく相手を刺激しないように、必要ならあらゆる手段を使って構わないわ。
今ターゲットの画像を送ったから、何かあったらすぐ報告して。
・・・まったく、死にそうなぐらい忙しいわね、カラビナーさんが失踪した上に「崩壊」観測の研究すらしないといけないなんて・・・
・・・Five-seveNは通信を切った
PP90:
一体全体・・・何が起きてるの・・・
はぁ・・・とにかく、目の前の任務を片付けるしかないわね。
ところで、Five-seveNが出てきたって事は、つまり・・・
Vector:
PP90、この子が今回の目標?
・・・Vectorはモニター上の銀髪少女を指さした
PP90:
えっと・・・これで合ってるの?
この人、どう見ても子供・・・
Vector:
かつて第三次大戦のきっかけを作ったのは数人の子供だったし、何を今更・・・
キアナ、どうしたの?
キアナ:
・・・・・・
ま、まさか・・・
テレサ・・・学園長?
終
そう、部隊を再配置したいときはここをタッチして下さい。
キアナ:
こんな機能まであるの?!
分かったわ!本当に便利な機械ね!
Vector:
最初からこんなに使いやすかったわけじゃない、
数ヶ月前、指揮システムを大々的にアップデートして機能の追加・改善を行ったの。
PP90:
指揮官の不満が上層部に届いたのかも?わたしもよく覚えてるわ。
けれどキアナさん、いい調子です。飲み込みがとても早いです!
キアナ:
そ、そうかしら?まぁ悪くない感覚ね、まるでゲームをしてるみたい!
Vector:
ゲームだと思って構わないけど、私たちを全滅させるようなマネだけはしないで。
私も戦場から敗走するのは嫌だし、ましてPP90みたいに失敗を引きずる人形は、ね。
PP90:
ちょっと!わたしが怒ってるのは、あなたがいつも別れの挨拶すらしないで帰るからよ!
大体、私たちは協力してキアナさんを守るんでしょ!さっきの命令、忘れたの!
キアナ:
・・・ねぇ、PPとVectorを一緒の部隊にするにはどうすればいいの?ここをドラッグすればいい、のかな?
Vector:
もうちょっとマシな配置があるでしょ、考え直してちょうだい。
PP90:
はいはい!そうです!キアナさん、それで大丈夫ですよー!
キアナ:
よし、少し静かにしてくれる?今習ったことを復習するから!
ええと・・・これが「編成」で、「出撃」がこう・・・資材の場所は・・・
・・・・・・
PP90:
ふぅ・・・やっぱり短時間で覚えるのは厳しいね。
Vivi、キアナさんに指揮を任せて本当によかったのかな?
Vector:
他に手はない、もう賽は投げられたんだから。
それにあの子、思考は単純そうなのに人形指揮もそれほど下手なわけじゃない。やはりりただ者じゃないわ。
PP90:
指揮コンソールの認証をパスできてよかった、私の権限を使えば指揮システムを正常に使えるはず。
へへ、これは特別な状況でのみ使用できる最終手段よ。
だからVivi、さっきも言ったけど今度は私と一緒に行動してちょうだい!
Vector:
指揮官のとこへたどり着くまではね。
私が戦場で必要になるとも思えないけど・・・
PP90:
ふふっ、けどこれでようやくViviと一緒に行動できるね!
キアナ:
えっと・・・2人とも!部隊の配置ボタンはどう使うの!?これで大丈夫?
PP90:
行こう、まずはこの「指揮官」を助けて、皆で無事に帰るんだよ!
Vector:
一緒に行動、か・・・

PP90:
キアナさん、指揮官の残したプランによると私たちはまず付近の鉄血基地へ後退することになっています。
キアナ:
鉄血の基地?そこは敵のエリアじゃないの?
Vector:
もともとは私たちの拠点よ、すでに敵は一掃したから安全なはず。
その基地を奪取するために私たち人形はここへ配属されてたの。
PP90:
はい、本来であれば作戦終了後にもといた基地へ撤収する予定でしたが、その途中でゾンビ人形が出てきて・・・
指揮官の報告によると、鉄血の通信システムはまだ生きてるそうです。
基地にさえたどり着けば、敵システムをハッキングして外部と通信が出来ます!
キアナ:
そうなんだ。つまり、ゾンビ人形の包囲を突破してそこを占領すればいいのね?
分かった!みんな、戦闘準備は出来た?さあ、出撃よ!
・・・作戦終了、人形部隊は順調(?)に目標地点へ到達した。
・・・キアナもPP90とVectorも援護を受け、無事に基地まで移動した。
PP90:
な・・・なんとか到着したわ・・・
何度ゾンビ人形に殺されそうになったかしら・・・私の心拍モジュールは、もう限界よ・・・
Vector:
これはもうエンターテイメント効果満点ね。文字通り、息をのむような指揮だったわ。
キアナ:
ちょっと!あなたたち、私の指揮に不満があるっていうの!
PP90:
いえいえ滅相もないです!キアナさんがいなかったら皆ここまで来れなかったんですから!
私はそこの通信機で指揮官と連絡を取るので、少し休んでて下さい。
・・・PP90は通信システムへハッキングを始めた
・・・ピピッ
PP90:
指揮官様!聞こえますか!
わたしです!副官のPP90です!!
少女の声:
ええ、聞こえてるわ・・・あなた、声が大きすぎよ・・・
キアナ:
え?あなたたちの指揮官も女の子なの?
Vector:
待って、この声は指揮官じゃない。これは・・・
・・・誰だっけ?
PP90:
ちょっと!Five-seveN!なんであなたがここに!?

Five-seveN:
ごめんなさいね、今は状況が状況だから・・・手短に言うと、あなたたちの指揮権はしばらくわたしが預かることになったの。
PP90:
え、えぇ・・・?
Five-seveN:
サポートできなくてごめんなさい、自力で脱出できたのかしら?どんな手を使ったか知らないけど、ホントに運がいいわ。
けど、こっちも人手に余裕がなかったの、ホントにゴメンね。
あとこの命令は上層部から特別に下された物よ。パスコードはもう送ってるから・・・
PP90:
ちょっと!私たちは死にそうになりながら必死で逃げたのよ!しかも外はゾンビでいっぱいだってのにまだ戦闘しろですって?!
指揮官はどこ!!指揮官と話をさせてよ!!
Five-seveN:
指揮官にはもうこの事件から手を引いて貰ってるわ。そうしないと取り返しのつかない事態になるかもしれないから。
・・・こんな表情をしてるけど、今の私は、真剣よ。
とにかくあなたたちに選択肢はないわ。今から私の指揮下に入ってちょうだい、やって欲しい任務があるの。
PP90:
・・・
あなた、指揮モジュールは装備してる?こんなに多くの人形を指揮できるの?
Five-seveN:
ええ、装備してるわ。そんなに高性能じゃないけどね・・・
今は緊急事態だから、私もできる限りの指揮をする。
PP90:
・・・了解。
こちらはあなたの命令に従って行動する。
けど、指揮権だけは私たちに引き継いでちょうだい。ここにはあなた以上にふさわしい人がいるから。
Five-seveN:
本当に?私より指揮の上手い人がいるのかしら?
それならありがいわ!私もFALも手一杯で大変なの!
聞いて、今素性不明な人間がグリフィン管轄の禁止エリアに侵入しようとしてるわ。
禁止区エリアはあなたたちの近く。現状運のいいことに、ゾンビたちの妨害でその人間はまだ該当エリア入り口に留まってるわ。
PP90:
人間が?禁止エリアに?
Five-seveN:
そう、これは第一級非常事態よ。ターゲットを該当エリアから退去させるの、これを最優先事項としてすぐに行動してちょうだい。損害は可能な限り少なくね。
ターゲットは何か強大な力を持っていて、ゾンビの集団程度じゃ脅威にすらなってないみたい。
なるべく相手を刺激しないように、必要ならあらゆる手段を使って構わないわ。
今ターゲットの画像を送ったから、何かあったらすぐ報告して。
・・・まったく、死にそうなぐらい忙しいわね、カラビナーさんが失踪した上に「崩壊」観測の研究すらしないといけないなんて・・・
・・・Five-seveNは通信を切った
PP90:
一体全体・・・何が起きてるの・・・
はぁ・・・とにかく、目の前の任務を片付けるしかないわね。
ところで、Five-seveNが出てきたって事は、つまり・・・
Vector:
PP90、この子が今回の目標?
・・・Vectorはモニター上の銀髪少女を指さした
PP90:
えっと・・・これで合ってるの?
この人、どう見ても子供・・・
Vector:
かつて第三次大戦のきっかけを作ったのは数人の子供だったし、何を今更・・・
キアナ、どうしたの?
キアナ:
・・・・・・
ま、まさか・・・
テレサ・・・学園長?
終

コメント
コメント一覧 (1)
5-7が謝り通しだったり「ホントに運がいい」と割と絶望的なワード言われるあたり、PP90の部隊は助かる見込みのない実質見捨てられた部隊だったのだろうか