作戦準備が終わりました。今こそ混乱を作り出し制御室を奪取、下水道を制圧しましょう!


22:30
下水道内敵拠点
Mk46:
まさか、もうあんたたちの救援に行かないといけないなんて…
あんたらのサポートなら、もう少し楽できると思ってたのに…
RO:
仕事を増やしてしまって申し訳無いけど、まだ任務が失敗したわけじゃないわ。
ターゲットが最後に信号を発信した場所を逆探知できた。私たちと合流し、指定した座標まで進みましょう。
Mk46:
ホントにそこまで行くの?わたしは、あんたらを無事回収するよう指示されてたんだけど。
RO:
既に指揮官から許可を得てます。
…申し訳無いけど、戦闘は避けられそうにないわ。火力支援部隊もサポートできるよう、なるべく近づいてちょうだい。
Mk46:
OK、今命令を確認したよ。本当に指揮官から信頼されてるんだな。
RO:
あなたも、わたしを信じて欲しい。
Mk46:
わたしはやれることをやるだけさ。とにかく指定座標へ向かってくれ、SAWで奴らを掃討してやる。
それで、その後どう動くつもりだ?
RO:
撤収ルートを変更、下水道の途中から隠し通路へ戻ります。
接敵するのは確実だろうから…長時間の戦闘は避け、なるべく早く撤収を。
Mk46:
了解、包囲されないようにこちらで制圧射撃をするから。
RO:
あと、水門のあるエリアに着いたらわたしは制御部をハッキングして敵をゲートで隔離するわ。
ハッキング中は動くことができないから、SOP2、援護をお願い。
SOP:
え?戦闘中に電子戦をするつもりなの?
ハッキング中に味方と分断されたら一環の終わりだよ?
RO:
SOP2、わたしを信じて。下水道の構造は把握済みよ。大丈夫、やれるわ。
戦闘開始
SOP:
クソッ!火力が足りない!
Mk46、そっちは大丈夫?!
Mk46:
こっちはまだ持ちこたえられそうだ!けど敵がそっちに向かってる!
SOP:
こっちはこっちで何とかするから!二手に分かれて、包囲されないように後退するんだ。
Mk46:
馬鹿なことを…お前たちを置いてくわけに行かないだろ!
SOP:
わたしたちは精鋭人形だから、バラバラに行動した方が逃げやすい!むしろそっちが気をつけて!
Mk46:
分かった…そこまで言うなら信じるよ!
脱出ポイントで待ってる、必ず生きて帰って来いよ!
SOP:
ここにわたしたちがいれば…少なくとも、仲間は逃げ切れるはず…
SOP:
RO!RO聞こえる!敵がゲートの反対側にいる、早くゲートを閉め…何手間取ってるの!
RO:
今制御部のアクセスコードを探してるの!
SOP:
さっきすぐできるって言ってたじゃん?!
RO:
水門の管理コードがこんなに複雑だなんて想定外よ!もう少し待って!
1番、4番ゲートは…ダメ、アクセスがぶつかる…なら5番ゲートを……
SOP:
わたしは待てるけど、敵は待ってくれないよ!急いでRO、これ以上持ちこたえるのはキツい!
RO:
2番、3番ゲートは?…これもダメ、もしかしたら7番ゲートが…
??:
Gシーケンスのゲートは7番、14番から有効なパスコードを打ち込める。同時に、手動操作でコマンドを打ち込んでるよう欺瞞しろ。
RO:
!?、誰?誰が通信を!?
SOP:
また情報屋なの!?
RO:
情報屋さん?今どこにいるんですか!
??:
こちらの指示通りやるんだ。
それから同時に2つのパスコードを送信するな。コードが衝突してシステムが水流調節コマンドと誤認識する。
SOP:
時間がないよ!こいつの言うとおりやるしかない!
RO:
ええい、ままよ!
ががががっ
ゲートが閉鎖され、重い音とともにこちらと敵が遮断された。周囲に静けさが戻ってきた…
SOP:
あの人は正しかった…
RO:
…探してたターゲットで間違いないわね…
そろそろ出てきていただけますか、情報屋さん?
??
「情報屋」?その呼び方はやめてくれ。俺とゆっくり話をしたいなら、「K」とでも呼んでくれ。
RO:
K?
K:
そう、Kだ。
RO:
では…Kさん、今すぐでてきてもらえませんか?
あなたほどの情報収集力なら、私たちが探し回っていたこともお見通しでしょう。
K:
…ゲートを閉じることで敵の追撃を振り切ったのか。
RO:
はい…?今そんなことを話してる場合では…
K:
あの状況では最適な選択だな。だが、情報分析の観点から見た場合、良い選択と悪い選択は紙一重だ。
最適な結論を出すには視野を広く持ち分析、実証をしていくことが重要になる。
RO:
どういう意味ですか…?
K:
しばらくは敵を防げるだろう。だが忘れるな、水門制御部へのアクセスはまだ奴らが握っている。
RO:
!
K:
お前たちが生き残れたなら、ゆっくりと話をしよう。
ざぁぁぁぁ…
RO:
この音は何!
SOP:
敵なの?
RO:
違う…これは…
遠くから濁流の音が迫ってくる
RO:
下水道でこんな音を出すものなんて…1つしかないわ…
11-3E 終
下水道内敵拠点
Mk46:
まさか、もうあんたたちの救援に行かないといけないなんて…
あんたらのサポートなら、もう少し楽できると思ってたのに…
RO:
仕事を増やしてしまって申し訳無いけど、まだ任務が失敗したわけじゃないわ。
ターゲットが最後に信号を発信した場所を逆探知できた。私たちと合流し、指定した座標まで進みましょう。
Mk46:
ホントにそこまで行くの?わたしは、あんたらを無事回収するよう指示されてたんだけど。
RO:
既に指揮官から許可を得てます。
…申し訳無いけど、戦闘は避けられそうにないわ。火力支援部隊もサポートできるよう、なるべく近づいてちょうだい。
Mk46:
OK、今命令を確認したよ。本当に指揮官から信頼されてるんだな。
RO:
あなたも、わたしを信じて欲しい。
Mk46:
わたしはやれることをやるだけさ。とにかく指定座標へ向かってくれ、SAWで奴らを掃討してやる。
それで、その後どう動くつもりだ?
RO:
撤収ルートを変更、下水道の途中から隠し通路へ戻ります。
接敵するのは確実だろうから…長時間の戦闘は避け、なるべく早く撤収を。
Mk46:
了解、包囲されないようにこちらで制圧射撃をするから。
RO:
あと、水門のあるエリアに着いたらわたしは制御部をハッキングして敵をゲートで隔離するわ。
ハッキング中は動くことができないから、SOP2、援護をお願い。
SOP:
え?戦闘中に電子戦をするつもりなの?
ハッキング中に味方と分断されたら一環の終わりだよ?
RO:
SOP2、わたしを信じて。下水道の構造は把握済みよ。大丈夫、やれるわ。
戦闘開始
SOP:
クソッ!火力が足りない!
Mk46、そっちは大丈夫?!
Mk46:
こっちはまだ持ちこたえられそうだ!けど敵がそっちに向かってる!
SOP:
こっちはこっちで何とかするから!二手に分かれて、包囲されないように後退するんだ。
Mk46:
馬鹿なことを…お前たちを置いてくわけに行かないだろ!
SOP:
わたしたちは精鋭人形だから、バラバラに行動した方が逃げやすい!むしろそっちが気をつけて!
Mk46:
分かった…そこまで言うなら信じるよ!
脱出ポイントで待ってる、必ず生きて帰って来いよ!
SOP:
ここにわたしたちがいれば…少なくとも、仲間は逃げ切れるはず…
SOP:
RO!RO聞こえる!敵がゲートの反対側にいる、早くゲートを閉め…何手間取ってるの!
RO:
今制御部のアクセスコードを探してるの!
SOP:
さっきすぐできるって言ってたじゃん?!
RO:
水門の管理コードがこんなに複雑だなんて想定外よ!もう少し待って!
1番、4番ゲートは…ダメ、アクセスがぶつかる…なら5番ゲートを……
SOP:
わたしは待てるけど、敵は待ってくれないよ!急いでRO、これ以上持ちこたえるのはキツい!
RO:
2番、3番ゲートは?…これもダメ、もしかしたら7番ゲートが…
??:
Gシーケンスのゲートは7番、14番から有効なパスコードを打ち込める。同時に、手動操作でコマンドを打ち込んでるよう欺瞞しろ。
RO:
!?、誰?誰が通信を!?
SOP:
また情報屋なの!?
RO:
情報屋さん?今どこにいるんですか!
??:
こちらの指示通りやるんだ。
それから同時に2つのパスコードを送信するな。コードが衝突してシステムが水流調節コマンドと誤認識する。
SOP:
時間がないよ!こいつの言うとおりやるしかない!
RO:
ええい、ままよ!
ががががっ
ゲートが閉鎖され、重い音とともにこちらと敵が遮断された。周囲に静けさが戻ってきた…
SOP:
あの人は正しかった…
RO:
…探してたターゲットで間違いないわね…
そろそろ出てきていただけますか、情報屋さん?
??
「情報屋」?その呼び方はやめてくれ。俺とゆっくり話をしたいなら、「K」とでも呼んでくれ。
RO:
K?
K:
そう、Kだ。
RO:
では…Kさん、今すぐでてきてもらえませんか?
あなたほどの情報収集力なら、私たちが探し回っていたこともお見通しでしょう。
K:
…ゲートを閉じることで敵の追撃を振り切ったのか。
RO:
はい…?今そんなことを話してる場合では…
K:
あの状況では最適な選択だな。だが、情報分析の観点から見た場合、良い選択と悪い選択は紙一重だ。
最適な結論を出すには視野を広く持ち分析、実証をしていくことが重要になる。
RO:
どういう意味ですか…?
K:
しばらくは敵を防げるだろう。だが忘れるな、水門制御部へのアクセスはまだ奴らが握っている。
RO:
!
K:
お前たちが生き残れたなら、ゆっくりと話をしよう。
ざぁぁぁぁ…
RO:
この音は何!
SOP:
敵なの?
RO:
違う…これは…
遠くから濁流の音が迫ってくる
RO:
下水道でこんな音を出すものなんて…1つしかないわ…
11-3E 終
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