10章でベリア生存&機密情報を全て集めるとこのエンディング。
おそらくこれが正史。途中まではノーマルエンドと同じです。

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ベリア 負傷 
ベリア  :はぁ、はぁ、クソが…!
モンド 叫び顔
モンド  :今度は逃がさないぞ!

ベリアを追い詰めた

モンド 
モンド  :これまでだ…
ベリア 負傷 
ベリア  :ガハッ…くそ、どこで計画を間違えた…
モンド 
モンド  :お前はこう言ってたな。「人の忠告を聞くのは重要だ、特に銃を持った相手の前ではな」
モンド 
モンド  :今俺は銃を持ってる、意味は分かるな。さあ、オレの問いに答えろ。
ベリア 負傷 
ベリア  :若造が…知ったところで何になる…
ベリア 負傷 
ベリア  :ガハッ、まあ今更どうでもいい…教えてやる…お前はこの女の正体がなんだと思う?
モンド 
モンド  :……
ジェフティ
ジェフティ:勝手にしろ…
ベリア 負傷 
ベリア  :またこの無関心そうな顔か…教授がお前に執着するのに理由が無いと思うのか?
ジェフティ
ジェフティ:……
モンド 叫び顔
モンド  :何だ?何を言っている!?お前らはなぜジェフティを狙う!彼女はただの少女だぞ!何が狙いだ!
ベリア 負傷 
ベリア  :ただの少女…?お前はこいつがミシェルの子に見えないのか…そんなことも分かってないのか
モンド 叫び顔
モンド  :お前の妄言に付き合ってる暇は無い!3秒間待ってやる、真実を言え!
ベリア 負傷 
ベリア  :ガハッ…この女こそが全ての始まり、この戦いなど、戦局に何の影響も与えん…フィリップ、ミシェル…このの作戦で死んだ奴ら。全て、こいつとこいつの妹のために死んだのだ
モンド 叫び顔
モンド  :一体何を言っている!
ベリア 負傷 
ベリア  :南極軍もお前が引き寄せた…そうだ、お前が、俺たちを殺し合わせたんだ…目撃者がいなくなれば誰もお前を追わなくなる、よく考えたな…クソが…
ジェフティ 真面目顔
ジェフティ:どこまで知ってるの
ベリア 負傷 
ベリア  :逃れる方法など無い…ほんの僅かな痕跡があれば…南極でもルクサートで血眼でもお前を探そうとする…

ベリア 負傷 
ベリア  :どんなに犠牲を払っても、必ず確保するだろうさ…崩壊技術を読み解く3つの鍵の1つ…この誘惑に勝てる奴はいない…
モンド 
モンド  :崩壊技術だと?ジェフティにどうやって?
ベリア 負傷 
ベリア  :…だから、お前があいつらに復讐しようと、しても…
ベリア 負傷 
ベリア  :…全ては、無駄なこと……



モンド 
モンド  :ジェフティ…君は、誰だ…
ジェフティ 困惑
ジェフティ:……
モンド 叫び顔
モンド  :君は誰なんだ!!!!
ジェフティ 悲しみ
ジェフティ:こいつの言うとおり、わたしが全ての元凶かもしれない…
モンド 
モンド  :どうして、そんな…
ジェフティ
ジェフティ:あなたも知ってるはずよ、遙か昔に使われた超技術…エネルギー、装備、そして人の体をも変質させるもの
ジェフティ
ジェフティ:わたしは生まれたときから全て理解してた…わたしこそその技術を読み解く鍵
モンド 
モンド  :生まれた…ときから…
ジェフティ 真面目顔
ジェフティ:ええ…わたしは試験管から生まれた存在、人ですら無いかもしれない
ジェフティ 困惑
ジェフティ:わたしは遺跡に眠る崩壊技術を解析するために生まれた、人類が未だ知らない圧倒的な技術を手に入れるために…
モンド 叫び顔
モンド  :だから、あらゆる人間が君を欲しているのか?俺がここに送られたのも、戦闘で多くの人が死んでいったのも?
ジェフティ 叫び顔
ジェフティ:……わたしがそんなこと望んでたと思うの!?もし自分の運命を変えられるなら、わたしは普通の少女でいたかった!!
ジェフティ 困惑
ジェフティ:3キロ四方の壁から外を何も知らず銃で人を殺すこともしない、ただ普通の娘でいたかった!!わたしが…何をしたというの…
モンド 目閉じ
モンド  :俺は……
ジェフティ 困惑
ジェフティ:みんな言ってた…わたしは世界を破壊した魔女だと…わたしのせいでル連と南極は戦争を続けてると…なんで…なんで普通に生きてちゃいけないの……
モンド
モンド  :ジェフティ……
ジェフティ 悲しみ
ジェフティ:これが全ての真相…わたしさえ生まれてなければ、世界は平和だったかもしれない…
ジェフティ
ジェフティ:ねえ、モンド。わたしを殺したいと思ってる?そう思ってるなら、わたしを殺して…
ジェフティ
ジェフティ:わたしさえいなくなれば、この悪夢を終わりにできる…これ以上血を流さずにすむ……
モンド
モンド  :………
ジェフティ
ジェフティ:………
モンド
モンド  :………
モンド 目閉じ
モンド  :…行くんだ
ジェフティ ?
ジェフティ:…え?
モンド 安心顔
モンド  :行きなさい
ジェフティ 真面目顔
ジェフティ:何を言ってるの!あなたも分かるでしょ、わたしの存在がいかに危険か!それでもわたしを放っておくの!?
モンド 安心顔
モンド  :確かに、おれはきみに行って欲しくない。ただ、生きていればいつか希望が見つかる。そうだろ?
モンド 安心顔
モンド  :きみの力はみんなを不幸にするだけじゃ無い、正しく使えば皆を幸せにすることもできるはずだ
ジェフティ ?
ジェフティ:…え…
モンド 安心顔
モンド  :南極ではあらゆるものに崩壊技術が使われていた。もしきみが鍵というなら、人類は更に進歩できるかもな
モンド 安心顔
モンド  :力の強さなど関係無い、いかにその力を利用するかが重要だ。妹を探すんだろ、急いだ方がいい
ジェフティ
ジェフティ:モンド…
モンド 叫び顔
モンド  :急ぐんだ!俺の気が変わらないうちに!
ジェフティ 困惑
ジェフティ:モンドも一緒に来て!
モンド 安心顔
モンド  :俺も行きたいが…ルリョンの部隊がまだ残ってる。逃げるには時間が必要だろ…俺が残って稼いでやるさ
ジェフティ 悲しみ
ジェフティ:…
モンド 安心顔
モンド  :さあ、早く
ジェフティ 照れ
ジェフティ:…ベリアはクソ野郎だったけど、最後に真実を語ってた…わたしも正直にならいとね…
モンド
モンド  :え…
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ジェフティ:ありがとう…絶対生き残ってね…

モンド  :俺は…

ジェフティ:またいつか会いましょう…さようなら、モンド

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モンド  :ジェフティ……

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グッドエンド 終
翻訳元:http://gall.dcinside.com/board/view/?id=gfl&no=636215