10章にてベリア生存&機密文章を全て回収できないとこのエンディング。
(バグによりグッドエンド条件を満たしてしまうとそのデータで見ることは不可能です)
2022/4/24 更新

ベリア :はぁ、はぁ、クソが…!

モンド :今度は逃がさないぞ!
ベリアを追い詰めた
モンド :これまでだ…
ベリア :ガハッ、まだ分かってないようだな…
モンド :お前はこう言ってたな。「人の忠告を聞くのは重要だ、特に銃を持った相手の前ではな」
モンド :今俺は銃を持ってる。意味は分かるな、さあ、答えろ
ベリア :若造が…知ったところで何になる…
ベリア :ガハッ、まあ今更どうでもいい…教えてやる…お前はこの女の正体がなんだと思う?
モンド :……
ジェフティ:勝手にしろ…
ベリア :またこの無関心そうな顔か…教授がお前に執着するのに理由が無いと思うのか?
ジェフティ:……
モンド :何だ?何を言っている!?お前らはなぜジェフティを狙う!彼女はただの少女だぞ!何が狙いだ!
ベリア :ただの少女…?お前はこいつがミシェルの子に見えないのか…そんなことも分かってないのか
モンド :お前の妄言に付き合ってる暇は無い!3秒間待ってやる、真実を言え!
ベリア :ガハッ…この女こそが全ての始まり、この戦いなど、戦局に何の影響も与えん…フィリップ、ミシェル…このの作戦で死んだ奴ら。全て、こいつとこいつの妹のために死んだのだ
モンド :一体何を言っている!
ベリア :南極軍もお前が引き寄せた…そうだ、お前が、俺たちを殺し合わせたんだ…目撃者がいなくなれば誰もお前を追わなくなる、よく考えたな…クソが…
ジェフティ:どこまで知ってるの
ベリア :逃れる方法など無い…ほんの僅かな痕跡があれば…南極でもルクサートで血眼でもお前を探そうとする…
ベリア ::どんなに犠牲を払っても、必ず確保するだろうさ…崩壊技術を読み解く3つの鍵の1つ…この誘惑に勝てる奴はいない…
モンド :崩壊技術だと?ジェフティにどうやって?
ベリア :…だから、お前があいつらに復讐しようと、しても…
ベリア :…全ては、無駄なこと……
モンド :ジェフティ…君は、誰だ…
ジェフティ:……
モンド :君は誰なんだ!!!!
ジェフティ:こいつの言うとおり、わたしが全ての元凶かもしれない…
モンド :どうして、そんな…
ジェフティ:あなたも知ってるはずよ、遙か昔に使われた超技術…エネルギー、装備、そして人の体をも変質させるもの
ジェフティ:わたしは生まれたときから全て理解してた…わたしこそその技術を読み解く鍵
モンド :生まれた…ときから…
ジェフティ:ええ…わたしは試験管から生まれた存在、人ですら無いかもしれない
ジェフティ:わたしは遺跡に眠る崩壊技術を解析するために生まれた、人類が未だ知らない圧倒的な技術を手に入れるために…
モンド :だから、あらゆる人間が君を欲しているのか?俺がここに送られたのも、戦闘で多くの人が死んでいったのも?
ジェフティ:……わたしがそんなこと望んでたと思うの!?もし自分の運命を変えられるなら、わたしは普通の少女でいたかった!!
ジェフティ:3キロ四方の壁から外を何も知らず銃で人を殺すこともしない、ただ普通の娘でいたかった!!わたしが…何をしたというの…
モンド :俺は……
ジェフティ:みんな言ってた…わたしは世界を破壊した魔女だと…わたしのせいでル連と南極は戦争を続けてると…なんで…なんで普通に生きてちゃいけないの……
モンド :ジェフティ……
ジェフティ:これが全ての真相…わたしさえ生まれてなければ、世界は平和だったかもしれない…
ジェフティ:ねえ、モンド。わたしを殺したいと思ってる?そう思ってるなら、殺すべきよ…
ジェフティ:わたしさえ消えれば、この悪夢を終わりにできる…これ以上血を流さずにすむ……
モンド :………
ジェフティ:………
モンド :………
モンド :…行くんだ
ジェフティ:…え?
モンド :行きなさい
ジェフティ:何を言ってるの!あなたも分かるでしょ、わたしの存在がいかに危険か!それでもわたしを放っておくの!?
モンド :確かに、おれはきみに行って欲しくない。ただ、生きていればいつか希望が見つかる。そうだろ?
モンド :きみの力はみんなを不幸にするだけじゃ無い、正しく使えば皆を幸せにすることもできるはずだ
ジェフティ:…え…
モンド :南極ではあらゆるものに崩壊技術が使われていた。もしきみが鍵というなら、人類は更に進歩できるかもな
モンド :力の強さなど関係無い、いかにその力を利用するかが重要だ。妹を探すんだろ、急いだ方がいい
ジェフティ:モンド…
モンド :急ぐんだ!俺の気が変わらないうちに!
ジェフティ:モンドも一緒に行こう!
モンド :俺も行きたいが…ルリョンの部隊がまだ残ってる。逃げるには時間が必要だろ…俺が残って稼いでやるさ
ジェフティ:…
モンド :さあ、行くんだ
ジェフティ:モンド
ジェフティ:あなたって本当に変な人ね…
モンド :なんだ、可愛い顔を作れるじゃないか
ジェフティ:…そんなこと言ってくれた人、あなたが初めてよ
モンド :そうか。早く、逃げられなくなる
ジェフティ:うん…さようなら、モンド
モンド :…
ジェーン :モンド!大丈夫か!
モンド :俺は大丈夫だ…
ジェーン :少佐は?
モンド :そこだ、もう死んでる
ジェーン :お前と一緒にいた娘はどうした?
モンド :知らないな、多分パン屋に戻ったんだろ
ジェーン :パン屋?
モンド :ああ、そうだ。だれも誰もパン屋の娘なんて知らないのさ…
ノーマルエンド 終
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??:
今回は本当の意味で、失敗に終わったようだな。
???:
はい、大変申し訳ございません……
??:
まだあの娘を探し出せないのか?
???:
現在6部隊を投入し、捜索任務にあたっております。
??:
ふむ……人員を二倍に増やせ。
???:
それは……
??:
何も問題はない、部隊の指揮権は既に私の手中にある。
以前から対策を取っていたのだろう?
???:
はい、すでに内務省が手を打っております。
追跡されることはありません。
??:
いいだろう、では「鍵」の捜索を続けるとしようか。
???:
かしこまりました、大佐殿。
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